ネットの普及で危ぶまれるテレビの今後

IT技術が発展し、インターネットがすっかり普及し始めた現代、特に若年層はテレビを見る機会が減ったという調査結果があります。

携帯電話やパソコンを持っていることが若年層でも当たり前になっているので、すべての情報はネットで手に入るのでテレビを見る必要性がなくなったことが要因の一つだと思われます。

それから、テレビのコンテンツの質の低下もささやかれています。テレビコンテンツはスポンサーがなくてはならないので、そのスポンサーの意見がかなり入ってくることになります。そうなると、結局番組の質がいまいちになったりするのです。ニュースなども局により偏向が見受けられますし、バラエティも同じような番組が続いているとも思います。ネットのユーザーは一般人、著名人関係なく情報を発信出来ますから、発言の自由を求めてネットにいく人もいると思います。
最近のテレビ番組ではツイッターなどと連動した番組もありますが、発想はいいと思うのですがその情報すら局が統制しているのではないかと思ってしまいます。ネットでは情報コンテンツ、そして動画コンテンツも豊富にあるので話題に事欠きませんし、むしろ情報の速さではネットの方に軍配が上がると思います。

一方で携帯電話やパソコンを持つことが当たり前になっている若年層はテレビ視聴の時間が減っていますが、高年齢層ではテレビ視聴をする時間はやや長くなっています。やはりすることがないとテレビ、となってしまうのかもしれません。今はこうして見てくれる世代がいますが、これからテレビコンテンツを面白くしていかなければ数十年後はどうなっているか分かりません。