ネット上で画像を扱う上での注意点

IT技術が発展し、私たちの生活にはIT技術がどんどん目に見える形で参入して来ました。
身近にあるものではスマートフォンやタブレット、そしてそれらの機器で行うSNSが代表的なものだと思います。身近にあるだけあって、いつでもどこでも誰にでも扱えるという気軽さが大きな魅力です。

しかし、私たちの生活に利便性をもたらし充実させてくれるIT技術は、使い方を間違えれば大変なことにもなります。
今ではすっかり定着しているツイッターやフェイスブックでは、誰でも情報を発信することができます。それは文字だけでなく、画像の発信も可能です。自分で撮った写真だけでなく、ネットにあった画像を拾ってアップすることも可能です。
しかし、ここに落とし穴があります。自分で撮った、自分だけが映っている写真などをネットに載せるのは、自己責任なので問題ないでしょう。ですがここに自分以外の人物が写っていた場合、載せるのは考えたほうがいいと思います。載せるのであれば、写っているその人に許可をとってからが望ましいです。芸能人や著名人以外にも、法律上の肖像権はちゃんとあります。何百人も写っている写真で一人一人があまりはっきり見えない場合は罪に問われる可能性は低いですが、個人が特定できるほど近く、ピントも合わせられているものについては、訴えられたらたとえ悪意がなくとも敗訴してしまう可能性が高いです。友人だから、と気軽に考えずにしかるべき対処をしてから載せましょう。

そして、ネット上で拾った画像や情報というのにも肖像権や著作権があります。
これはプライベートだけでなくビジネスにも言えますが、こういったものを無断で使うと罪になる場合もあるので、特にビジネス面ではしっかり確認をしてから使うようにしましょう。